ポップカルチャーマーケティング

企業が音楽・アニメ・YouTuberなどのコンテンツを活用する #ポップカルチャーマーケティング 。コンテンツのファンの文化・文脈を理解したプロモーションで目的や課題解決を達成することを考えていたりします。

日清どん兵衛×輝夜月

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日清「どん兵衛」がVtuber輝夜月とタイアップ。

キャラデザイナーの「Mika Pikazo」さんの描き下ろしイラストともに、オリジナルソング「蕎麦にいるよ」がYouTubeで公開されました。

 

このタイアップ、Twitterで輝夜月が「タイアップを勝手に決める」企画が発端になったもの。

「輝夜月の自主企画⇒日清が便乗⇒輝夜月の初コラボが日清で決定」

というストーリーが生まれており、ファンの間で話題になっています。

重要なのは、ファンが消費しているのは「日清と輝夜月のタイアップ動画」でもなく「描き下ろしイラスト」でもなく、この一連のストーリーであるということかと思います。

 

(12/30追記)

本コラボについては輝夜月が他社(東洋水産・マルちゃん)を批判(?)するプロモーション動画を公開したことで無かったことになりました。

ちなみに、今回は関連コンテンツの全削除となっていますが、海外ではあからさまに競合を貶すようなプロモーション事例は結構あります。

どういった経緯があったものかは定かではありませんが、これも含めファンが消費するストーリーになっているのは間違いないでしょう。